「今すぐワクチン受けて」、バイデン氏呼び掛け 目標達成に暗雲

Reuters

発行済 2021年06月19日 03:04

更新済 2021年06月19日 06:45

[ワシントン 18日 ロイター] - バイデン米政権が掲げる新型コロナウイルスワクチン接種目標の達成が危ぶまれる中、バイデン大統領は18日、一人でも多くの人がワクチン接種を受けるよう呼び掛けた。

死者数や入院者数は「人々がワクチンを接種している地域では大幅に減少している」ものの、「一部の地域では実際に増加している」とし、「今すぐ行動してほしい」と訴えた。

また、インドで最初に見つかった新型コロナウイルス変異​株「デルタ」は「重大な懸念事項」であり、ワクチン接種率を高めていく必要性を強調。「デルタはより感染しやすく、死に至る可能性があり、特に若年層にとって危険なウイルスだ」と述べた。