北朝鮮の金総書記、防疫措置巡り党幹部を叱責 「安全に危機」

Reuters

発行済 2021年06月30日 09:59

[ソウル 30日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は党政治局の会議で、防疫措置の失敗が「重大な出来事」につながり、国家と国民の安全を危険にさらしたとして党幹部を叱責した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が30日に報じた。

何が起き、国民がどのように危険にさらされたかなどの詳細は伝えていない。

北朝鮮は新型コロナウイルスの感染者を公式に確認していないが、国境閉鎖や国内の移動制限など厳格な感染対策を実施している。米韓の当局者は、国内のコロナ感染を認めていない北朝鮮の主張に懐疑的だ。