米国の生産性が急上昇、コロナでデジタル化=ゴールドマン・サックス

Reuters

発行済 2021年07月13日 16:52

[13日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは、新型コロナウイルの流行に伴う急速なデジタル化で米国の生産性が急上昇しており、今後もそうした傾向が続くとの見方を示した。

新型コロナの流行以降、1時間当たりの生産は年率3.1%増加。前回の景気循環局面の1.4%増を大幅に上回った。

同社のエコノミストのヤン・ハッチウス氏は12日付のリポートで「生産性の伸びの加速は、新型コロナ流行の中で明るい兆しの一つだ」とし「高頻度データは年央に(生産性が)さらに伸びたことを示している」と指摘した。