NY市・加州・米退役軍人省、職員のコロナワクチン接種義務化へ

Reuters

発行済 2021年07月27日 02:18

更新済 2021年07月27日 05:37

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米ニューヨーク市とカリフォルニア州は26日、政府職員に新型コロナウイルスのワクチン接種、もしくはコロナ検査を毎週受けることを義務付けると発表した。

米退役軍人省も、連邦政府機関として初めて、同省で働く医療関係者のワクチン接種義務化を発表。政府があらゆるレベルにおいて、感染力の強い新型コロナ変異株「デルタ」の拡大阻止に向けた取り組みを強化していることが浮き彫りとなった。

ニューヨーク市のデブラシオ市長は、ニューヨーク市職員30万人超について、9月13日までにワクチンを接種するか、週1回の検査を義務付けると発表した。

同市は先週、市が運営する医療施設で働く全職員のワクチン接種を義務化することを決定した。同市では人口の約59%がワクチンを接種している。