コロナ感染急増に「強い危機感」、今週も感染増えると西村氏

Reuters

発行済 2021年07月28日 13:36

更新済 2021年07月28日 14:10

[東京 28日 ロイター] - 西村康稔経済再生担当相は28日の衆院内閣委員会で、新型コロナウイルス感染者が急増する現状について「強い危機感を有している」との認識を示した。東京五輪・パラリンピック開催に伴う連休が重なり検査が滞ったため、「連休中に溜まっていた分が一気に行われ、(新規陽性者の)数の報告は今週、増えるものと想定している」との見通しも示した。

衆院内閣委で西村氏は「自粛対応が1年半に及び、人流が増加してきている」ことが感染増につながっていると指摘した。埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県による緊急事態宣言にも触れ、「(3県知事は)あすにでも要請に来る調整をしたいと言っている。よく連携し、要請があれば速やかに対応したい」と述べた。

内閣委では、中山展宏委員(自民)や江田康幸委員(公明)、玄葉光一郎委員(立民)らが質問に立った。