米雇用、毎月約50万人増へ 来夏までにコロナ前回復=セントルイス連銀総裁

Reuters

発行済 2021年08月05日 00:11

更新済 2021年08月05日 01:00

[4日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は4日、米国の雇用が毎月約50万人のペースで増加し、労働市場は来年の夏までに新型コロナウイルス禍前の水準を回復する軌道に乗るとの見方を示した。

ブラード総裁は米紙ワシントン・ポストのインタビューに対し、来年夏までに雇用がコロナ禍前の水準に戻れば、FRBが掲げる利上げの条件が達成されやすくなる可能性があると述べた。また、FRBが来年、必要に応じて利上げできるよう、早期にテーパリング(量的緩和の縮小)に着手する考えに改めて支持を示した。