新型コロナワクチン、WHOが免疫不全者への追加接種推奨

Reuters

発行済 2021年10月12日 09:43

[ジュネーブ 11日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は11日、免疫不全者に対する新型コロナウイルスワクチンの追加接種を推奨した。標準的な予防接種を受けた後に「ブレイクスルー感染」するリスクが高いためとした。

予防接種に関する戦略的諮問委員会が見解を表明した。

同委員会はまた、中国のワクチンメーカーであるシノファームとシノバックが製造したワクチンを接種した60歳以上の人々について、接種完了から約1─3カ月後に追加接種を受けることも推奨した。時間の経過で効果がかなり低下するというラテンアメリカでの研究エビデンスを理由に挙げた。