米メルク、コロナ経口薬売り上げは来年末までに50─70億ドル見込む

Reuters

発行済 2021年10月29日 04:48

[28日 ロイター] - 米製薬大手メルクは28日、新型コロナウイルス感染症の初の経口治療薬となることを目指して開発中の「モルヌピラビル」について、12月に米当局の承認が得られれば、来年末までの売り上げが50─70億ドルになると発表した。

デイビス最高経営責任者(CEO)はインタビューで、50─70億ドルという予想は、締結済み、あるいは締結の確度が高い地域などに基づいたものであり、さらに増大する可能性があると指摘。予防にも有効であることがわかれば、需要が急増する可能性があると述べた。