G20サミット、ワクチン開発期間の短縮に支援表明へ=草案

Reuters

発行済 2021年10月29日 19:32

更新済 2021年10月29日 20:01

[ローマ/ブリュッセル 29日 ロイター] - 今月30─31日にイタリアのローマで開催する20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の共同文書草案によると、サミットでは、パンデミック(感染症の世界的な流行)が起きた場合に、新たなワクチン・医薬品・検査の開発期間を100日間に短縮する努力を支援すると表明する。

通常、ワクチン開発には10年以上かかるが、新型コロナウイルスのパンデミックでは、研究・試験・規制手続きが前例のないほど迅速に進み、1年未満でワクチンを供給できる体制が整った。

今回のG20サミットでは、この期間をさらに短縮する意向を表明する。