米、ワクチン製造能力拡充に数十億ドル投資へ 国内外の需要に対応

Reuters

発行済 2021年11月18日 00:07

更新済 2021年11月18日 06:18

[ワシントン 17日 ロイター] - 米ホワイトハウス高官は17日、政府が新型コロナウイルスワクチン製造能力拡充に向け数十億ドルを投じ、年間に少なくとも10億回分のワクチン製造を可能にすることを計画していると明らかにした。

政権でワクチン供給を監督するデイビッド・ケスラー氏と新型コロナ対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)に対し、国内外のワクチンニーズに対応し、将来のパンデミック(世界的大流行)に備える官民連携の取り組みの一環と説明した。

ケスラー氏によると、投資に充てられる資金は、3月に成立した米国救済計画と呼ばれる新型コロナ追加経済対策法案から拠出される。