オミクロン、20カ国226例確認 重症化リスクの判断は尚早=ファウチ氏

Reuters

発行済 2021年12月01日 05:36

更新済 2021年12月01日 12:37

[30日 ロイター] - 米政権のファウチ首席医療顧問は新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」について、30日朝時点で世界20カ国で226症例が確認されたと明らかにした上で、米国ではまだ検出されていないと述べた。

さらに、オミクロン株が重症化につながるかどうかを判断することは時期尚早とした上で、南アフリカからの暫定情報は、オミクロン株感染による特異な症状の発症を示していないと述べた。

ワクチン接種によって、変異株に対する「一定の防御があると期待する正当な理由がある」とした上で、「ワクチン未接種者にはワクチンの接種を、ワクチン接種を終えている人には追加接種(ブースター接種)を受けるよう」呼び掛けた。