22年ロシアGDP予想、2.4%増に下方修正 コロナなどリスク=世銀

Reuters

発行済 2021年12月02日 14:38

[モスクワ 1日 ロイター] - 世界銀行は1日に公表したリポートで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とインフレリスクがロシアの景気回復を阻害する可能性があるとの見解を示した。また、2022年の国内総生産(GDP)伸び率見通しを前回の2.8%から2.4%に下方修正し、地政学やグリーンエネルギー移行など、他のリスクについても警告した。

ロシアのインフレ率は、世界的なインフレ圧力で8%を超え、目標の2倍となっている。11月には新たな変異株「オミクロン」が出現し、世界の市場を脅かしている。