次のパンデミック、致死性コロナ以上の恐れ=オックスフォード大教授

Reuters

発行済 2021年12月06日 20:28

[ロンドン 6日 ロイター] - 新型コロナウイルスのワクチン開発に携わった英オックスフォード大学のサラ・ギルバート教授(ワクチン学)は、将来、新型コロナよりも致死率の高い感染症のパンデミック(世界的流行)が起きる可能性があるとし、今回のパンデミックで学んだ教訓を無駄にせず、次の流行に備える必要があると述べた。

ジョンズ・ホプキンズ大学によると、新型コロナの流行では世界全体で526万人の死者が出ている。

教授はBBCのテレビ講義で「本当のことを言えば、次はさらに悪いものになる恐れがある。感染力や致死率、もしくはその双方が高くなる恐れがある」とし「ウイルスが私たちの生命と生活を脅かすのはこれが最後ではないだろう」と述べた。