米上院、民間企業のコロナワクチン接種義務化阻止する法案可決

Reuters

発行済 2021年12月09日 10:56

更新済 2021年12月09日 11:55

[ワシントン 8日 ロイター] - 米上院は8日、バイデン政権による民間企業への新型コロナウイルスのワクチン接種や検査の義務付けを阻止する法案を可決した。与党民主党から2人の議員が造反して賛成票を投じた。

採決結果は賛成52、反対48。法案は下院に送られるが、強い反対に直面する見通し。バイデン大統領は拒否権を行使する可能性を示唆している。

法案が成立すれば、従業員100人以上の民間企業を対象にワクチン接種または検査を義務付ける規則が覆される。

民主党からはジョー・マンチン、ジョン・テスター両議員が賛成に回った。