韓国、ワクチン追加接種の間隔を再短縮 感染急増に対応

Reuters

発行済 2021年12月10日 19:15

[ソウル 10日 ロイター] - 韓国政府は10日、新型コロナウイルスのワクチン追加接種について、接種終了からの間隔を4─5カ月から3カ月に短縮すると発表した。感染急増を受けた措置で、全ての成人が対象。

政府は3週間前に追加接種の間隔を60歳以上については6カ月から4カ月に、60歳未満の成人については5カ月に短縮したばかりだった。

金富謙(キム・ブギョム)首相は「感染者が3日連続で7000人を超え、医療体制が急速に逼迫している」と述べた。

成人のワクチン接種完了率は94%近く。追加接種を済ませた人は対象者の31%を超えている。