米でコロナ感染再拡大、オミクロンの「津波」に警鐘

Reuters

発行済 2021年12月18日 08:02

[17日 ロイター] - 米国で新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が拡大する兆しを示している。ロイターの集計によると、新型コロナ感染症による入院者は先月から45%急増、1日当たりの新規感染者も40%増加し、7日平均で12万3000人に達している。

米ファイザーは17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が2024年まで収束しない可能性があるという見方を示した。

感染拡大抑制に向けた動きも相次いでいる。

米ナショナルフットボールリーグ(NFL)は、選手に感染者が出ていることを踏まえ、週末の試合の延期を決めた。ナショナルホッケーリーグ(NHL)も一部試合を延期している。

ニューヨーク市では、ブロードウェーやラジオ・シティ・ミュージック・ホールでの公演が一部中止された。