仏、コロナ制限措置を強化 大晦日の夜間外出禁止は回避

Reuters

発行済 2021年12月28日 05:13

更新済 2021年12月28日 10:54

[パリ 27日 ロイター] - フランス政府は27日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株拡大を受け、行動規制を強化する方針を示した。ただ、大晦日に夜間外出禁止令は出さないとし、学校も予定通り1月初旬に再開すると明らかにした。

カステックス首相は、人口10万人当たりの週間の感染者数は700人を超え、過去最多水準となっていると説明した。

27日から3週間にわたり、全ての公共での集会は屋内で2000人、屋外で5000人に制限する。また、映画館内や長距離移動中の飲食が禁止されるほか、可能な限り週3日以上の在宅勤務が義務付けられる。