韓国大統領、残りの任期は南北関係改善に尽力=新年演説

Reuters

発行済 2022年01月03日 15:45

更新済 2022年01月03日 15:55

[ソウル 3日 ロイター] - 韓国の文在寅大統領は3日、大統領として最後の新年演説を行い、残りの任期を北朝鮮との関係改善に尽くす方針を示した。

5月に5年の任期を終える文大統領は「政府は南北関係の正常化、平和への後戻りできない道筋を最後まで追求していく」とし「対話への取り組みが次期政権でも継続するよう願う」と述べた。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、年末の演説で、文氏が提唱する朝鮮戦争の正式な終戦宣言や、米国との非核化協議には言及しなかった。