テニス=ジョコビッチの豪入国拒否、家族が「政治的犠牲」と批判

Reuters

発行済 2022年01月07日 09:02

更新済 2022年01月07日 17:10

[ベオグラード 6日 ロイター] - テニスの四大大会、全豪オープンに出場するためにメルボルンの空港に到着した男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が入国を拒否された問題で、家族が「政治的意図」の犠牲者だと批判した。

ジョコビッチは医学的理由で新型コロナウイルスのワクチン接種が免除されたとして空港に到着したが、査証(ビザ)の問題を指摘され、現在は連邦政府による入国禁止措置の撤回を求めてメルボルンの隔離用ホテルに滞在している。

こういった状況を受け、父親のスルジャンさん6日、ベオグラードで記者団に「オーストラリアが監禁している。彼らはセルビアとセルビア人を踏みにじるためにノバクを踏みつぶしている」と強く批判した。