英GSK、コロナ抗体薬の腕部注射での投与承認を米当局に要請

Reuters

発行済 2022年01月14日 00:31

[13日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と米ウィル・バイオテクノロジーは13日、共同開発した新型コロナウイルス感染症のモノクローナル抗体治療薬「ゼビュディ(ソトロビマブ)」について、腕部注射での投与を承認するよう米当局に求めると発表した。

同薬は複数の試験で、現在急拡大しているオミクロン変異株にも有効とのデータが出ている。米国では昨年5月、軽症や中等症の患者が重症化するのを防ぐ目的で緊急使用が承認されていた。現状では点滴で投与するが、一部の試験では投与がしやすい腕部注射でも有効性が得られることが示されている。