独ZEW景気期待指数、1月は51.7に急上昇 コロナ感染減見込む

Reuters

発行済 2022年01月18日 19:58

更新済 2022年01月18日 23:45

[ベルリン 18日 ロイター] - 独欧州経済センター(ZEW)が18日発表した1月の景気期待指数は51.7と、前月の29.9から急上昇し、6カ月ぶり高水準を付けた。市場予想も上回った。

新型コロナウイルスの感染が初夏までに減少し、今後半年で景気が上向くとの期待が背景。

ロイターがまとめた市場予想は32.0だった。

ZEWのワムバッハ所長は「年初は経済見通しが大幅に改善した。金融市場の専門家の過半数は、今後6カ月で経済成長が加速すると見込んでいる」と表明。

「昨年第4・四半期以降の景気低迷期はすぐに克服できるだろう。初夏までに新型コロナの感染が大幅に減少するとの見方が大きな理由だ」と述べた。