米消費者、支出の伸びが年内にコロナ禍前回復と予想=NY連銀

Reuters

発行済 2022年01月25日 03:26

[24日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀の調査で、毎月の支出の伸びについて、米消費者が年内に新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前の水準を回復すると予想していることが分かった。ただインフレ懸念を反映し、休暇のほか、生活必需品以外のものに対する高額の支出を控えていることも判明した。

NY連銀が24日に結果を公表した調査によると、消費者は日常生活に必要なものへの支出を増加させる用意がある一方、住宅修繕や休暇などへの高額の支出には財布のひもが堅いことが判明。報告書は「インフレ期待の上昇」を反映している可能性があるとしている。