ワクチン接種などのコロナ対策で経済回復迅速化=IMF専務理事

Reuters

発行済 2022年02月03日 03:50

[ワシントン 2日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は2日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は依然として世界経済にとって最大のリスクであり、多くの国でインフレ上昇の一因になっていると述べた。

米紙ワシントン・ポストのイベントで、ワクチン接種を強化し、コロナに対する守りを高めるよう要請。このような動きは中央銀行が現在検討または実行している利上げと相まって、サプライチェーン(供給網)の混乱を緩和し、インフレ抑制に資するとした。

「パンデミック政策は経済政策だ」とした上で、「世界経済のパフォーマンスに対する最大のリスクは引き続きコロナとそれが引き起こす混乱だ」と語った。