Reuters
発行済 2022年05月27日 10:10
[ケープタウン 26日 ロイター] - 26日に発表された南アの調査で、同国で新型コロナウイルスワクチン接種を躊躇している人々が、副反応や効果に対する懸念を主な理由に挙げていることが分かった。
南アでは成人人口の約半分が少なくとも1回のワクチンを接種しているが、感染者数、死者数ともにアフリカ大陸最悪となっている。多くの諸国同様、ワクチンに懐疑的な人々の説得が難航している。
この調査は2年前に始まり、第5回となる今回の調査は昨年10、11月にヨハネスブルク大学と人間科学研究評議会(HSRC)が、6633人を対象にオンラインで実施した。
その結果、18─34歳の間で躊躇率が39%と最も高く、人種別では白人の接種回避率が回答者の48%に達して最高だった。
調査報告では「この分析により、ワクチン接種に懐疑的な人の大半が、反科学的なのではなく、合理的かつ正当な疑念を表していることが示された」と指摘。その上で「公衆衛生面でのメッセージとして、副反応や効果について、躊躇している人たちを安心させる情報開示の継続が必要であることが示唆された」と述べている。
が書いた: Reuters
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