[25日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は25日、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否しているため米国に渡航できないとし、来週開幕する全米オープンを欠場する見通しを示した。
米国では入国に先立ち、米国行きの航空便搭乗前にワクチン証明書の提示を義務付けている。
ジョコビッチはツイッターで「悲しいことに、全米オープンのために今回ニューヨークに行くことができない」とした上で、コンディションを維持し、「再び出場できる機会を待つ」と述べた。
ジョコビッチは全米オープンのエントリーリストに登録されていたが、ワクチン未接種のため、カナダで開催されていた全米オープン前哨戦のナショナルバンク・オープンへの出場を辞退していた。