英企業利益見通し、20年末のコロナ禍最悪期以来の低水準=BCC

Reuters

発行済 2022年10月07日 12:20

[ロンドン 6日 ロイター] - 英商工会議所(BCC)の四半期調査によると、企業の利益見通しは広範囲な値上げ予定にもかかわらず、2020年末の新型コロナウイルス禍最悪期以来最低に落ち込んでいる。経済にとっては新たな暗雲の兆しとなる。

調査では、来年に利益が増加すると確信していると回答した企業は3社中1社で、減少を予想した企業は39%だった。

今後3カ月以内に値上げを予定している企業は62%、過去最高となった前期の65%に迫る水準だった。

イングランド銀行(英中央銀行)はインフレ高進の常態化を懸念し、利上げを実施している。