[北京 14日 ロイター] - 中国は雇用の主要な受け皿である小規模企業の融資返済期限を延長し、政府系融資関連機関がこれら企業への信用支援を継続することを奨励する。中国人民銀行(中央銀行)が14日に公表した通知で明らかにした。
新型コロナウイルス流行の影響を受けた小規模企業は、第4・四半期に期限を迎える融資の返済を2023年6月30日まで延長することができるという。
通知によると、人民銀は「適度に」潤沢な流動性を維持すると確約したほか、不良債権の許容度に差を設けるなど、小規模・零細企業への政策を別途実施するよう求めた。