中国石油需要、コロナで見通し下方修正 回復に遅れ=アナリスト

Reuters

発行済 2022年11月23日 14:39

[シンガポール 22日 ロイター] - 中国の新型コロナウイルス感染拡大を受け、アナリストの間で年末の同国の石油需要見通しを下方修正する動きが出ている。

中国は最近コロナ規制を一部緩和したものの、新規感染者が過去最多に迫る勢いで増加。規制再導入を余儀なくされており、燃料需要が回復するのは2023年3月以降になるとみられる。

ゴールドマン・サックスのアナリストはリサーチノートで「22年第4・四半期の中国需要見通しを慎重に日量120万バレル引き下げた」と述べた。その上で「23年第2・四半期の中国経済再開への信頼感は依然高い」とした。