WHO、サル痘の名称を「M痘」に変更 差別的と指摘受け

Reuters

発行済 2022年11月29日 02:32

更新済 2022年11月29日 13:54

[ジュネーブ 28日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は28日、世界中で感染が拡大している「サル痘」を巡り、新たに「M痘」の呼称を使用すると発表した。サル痘の名称が人種差別的で偏見を助長するとの指摘があったため。各国にも呼称の変更を呼びかけた。

新たな名称が浸透するまで1年間はサル痘の表記も使用する。

米疾病対策予防センター(CDC)のワレンスキー所長はツイッターで、CDCもM痘の名称を使用すると表明した。