香港、入境者のコロナ規制緩和 追跡アプリも廃止

Reuters

発行済 2022年12月13日 13:55

更新済 2022年12月13日 17:09

[香港 13日 ロイター] - 香港の李家超行政長官は、入境者に対する新型コロナウイルス関連規制を14日から緩和し、一部施設への立ち入りが制限される「黄色」のコード対象から外すと発表した。政府が使用を義務付けてきたコロナ追跡アプリも廃止する。

黄色のコード対象者はバーやレストランの利用が制限されていたことから、一段のコロナ規制緩和を受けて旅行やビジネスの再開が加速しそうだ。

レストランやジム、クラブなどの施設利用を記録する移動追跡アプリの使用義務は中国本土でも解除された。

香港の新型コロナ対策を巡っては、経済団体や外交関係者、住民らから国際金融センターとしての競争力や地位に悪影響を及ぼすと批判が上がっていた。