[東京 14日 ロイター] - 高島屋は14日、2023年2月期通期の営業利益が325億円(22年2月期は41億円)だったと発表した。新型コロナウイルスの影響による外出自粛の反動で、営業利益はコロナ前の19年対比でも増益となった。純利益は278億円と06年度実績を上回り、過去最高益を達成した。
24年2月期通期の連結業績予想は、営業利益は前年比7.6%増の350億円、純利益は17.4%減の230億円を見込む。国内外の百貨店事業や金融事業、不動産事業で増収計画となるが、純利益は特別利益の減少で減益の見込み。
2023年2月期の期末配当は1株14円と直近の配当予想から2円増配し、中間配当の12円と合計して26円(22年2月期は1株24円)となった。24年2月期の期末配当予想は1株14円、合計で28円としている。