[東京 28日 ロイター] - 政府は28日、新型コロナウイルスの水際対策として導入しているワクチン接種証明書や陰性証明書の提出を29日から求めないことを決めた。松野博一官房長官が閣議後会見で述べた。
ゴールデンウィーク(GW)連休中の海外旅行者の帰国を円滑化するため水際措置を変更する。
現在、全ての入国者にワクチンを3回接種した証明書か、出国前72時間以内の陰性証明書の提示を求めているが、29日午前0時からは不要となる。
臨時措置の対象となっている中国本土便の入国者に対する入国時の検査は、他国からの入国者と同様、有症状者に対する検査に変更する。
戦闘が続くスーダンからの国外退避について、松野官房長官は新たに日本人ら5人が周辺国のジブチに到着したと明らかにした。日本への帰国を希望する退避者を乗せたチャーター機は、29日に日本に到着する予定。