訪日客、12月はコロナ後最多の273万人 通年も約8割回復=政府観光局

Reuters

発行済 2024年01月17日 16:32

更新済 2024年01月17日 17:37

Mayu Sakoda

[東京 17日 ロイター] - 日本政府観光局(JNTO)が17日発表した2023年12月の訪日外国人客数は273万4000人(推計)で、新型コロナウイルス感染症拡大以降で最多となった。23年通年の訪日外国人客数は合計で2506万6100人と22年比で6.5倍、コロナ前の19年比でも約8割まで回復した。

単月の訪日客数は、12月としても過去最多だった。国・地域別で最も多かったのは韓国で、19年比で3倍超の78万2700人となった。続いて台湾が同14%増の39万9500人、中国は同56%減と回復はしていないものの31万2400人、香港が同0.6%増の25万1100人、米国が同26.8%増の18万3200人など。

伸びが大きかったのは韓国や米国のほか、メキシコの40%増(9100人)、 中東地域の29.6%増(7200人)、オーストラリアの23.2%増など。ロシアは62.6%減の3300人だった。