英大手銀バークレイズ、仮想通貨とブロックチェーンに関する特許を2つ出願

Cointelegraph

発行済 2018年07月21日 11:12

更新済 2018年07月21日 11:42

英大手銀バークレイズ、仮想通貨とブロックチェーンに関する特許を2つ出願

 英国の大手銀行バークレイズがデジタル通貨の送金ブロックチェーンを活用したデータ保存に関する2件の特許を出願した。米国特許商標庁(USPTO)が19日に公表した。

 1つ目の特許は、デジタル通貨の送金システムに関するもので、支払人と受取人の身元を安全に認証し、公開鍵暗号とデジタル通貨台帳を用いて取引記録を検証するものだ。ブロックチェーンを用いたトラストレスで安全かつ非公開のデータ処理に関する幅広い用途についても言及し、クレジットステータスと保険金請求の例を用いてブロックチェーン上における請求と認証の確認方法について説明している。バークレイズは、このシステムの受益者として、個人、中央機関、企業、銀行のほか、デジタルウォレットを割り当てることができるIoT(モノのインターネット)などを想定。さらに効率を最大化しデータ検証を容易にするためにマークルツリー構造を用いてブロックを保存する有益な方法についても概説している。

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