メーカーダオのステーブルコインDAI、手数料値下げは低投票率で否決

Cointelegraph

発行済 2019年05月21日 12:32

更新済 2019年05月21日 12:44

メーカーダオのステーブルコインDAI、手数料値下げは低投票率で否決

メーカーダオ(MakerDAO)が実施した、ステーブルコイン「Dai(DAI)」の価格安定化手数料(Stability fee)引き下げに同意を求めるユーザー投票が失敗に終わった(否決された状態)。有権者が、投票に必要な手数料を賭けなかったため、今回の値上げ提案は記事掲載時点では同意を得られていない。メーカーダオが5月20日に公表した投票結果で明らかになった。

メーカーダオは5月19日、安定化手数料を2%引き下げ、年間で17.5%にすることにユーザーに同意を求める投票を開始した。今回の手数料引き下げはDAIの取引価格が仮想通貨取引所で1ドルを上回り、DAIと米ドルとで価格が乖離していたことが背景にある。

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