自民党山本金融調査会長、CBDC発行で「日銀法改正を」|「遅すぎる」と指摘も

Cointelegraph

発行済 2020年10月12日 18:44

更新済 2020年10月14日 22:00

自民党の山本幸三金融調査会長は12日、ロイター通信に対し、日銀が中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行するには、日銀法改正が必要だと強調した。米連邦準備制度理事会(FRB)のように、雇用最大化と物価安定を日銀の金融政策の目標とするとともに、2%のインフレ目標を盛り込むべきとした。

日銀は9日に公表したCBDCの取り組みに関して、来年度から実証実験を始めるとしているが、山本氏はこれを「遅すぎる」と批判。CBDCの実証実験は今年度中に始めるべきだと述べた。金融調査会として日銀法の改正や関連法制の整備を財務省に急ぐように求めていくという。

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