仮想通貨取引所ビットフィネックスがテザー社からの借入完済を発表 市場操作訴訟は進行中

Cointelegraph

発行済 2021年02月06日 12:52

更新済 2021年02月09日 15:40

海外仮想通貨取引所ビットフィネックス(Bitfinex)が、関係会社テザー社に対し5.5億ドル(約580億円)の返済を行い同社からの借入を完済したと発表した。テザー社はドルにペグされたステーブルコイン「USDT」を発行する事業体だ。

ビットフィネックスは2018年以来損失補填目的でテザーから7億5000万ドルを借り入れていた。テザー社はドルの準備金なしで大量のUSDTを発行し、ビットコイン市場を操作したとして複数の集団訴訟をうけている。またニューヨーク州司法長官によるビットフィネックスとテザー社の共通の親会社であるiFinex社に対する訴訟も進行中だ。

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