仮想通貨取引所Liquidの海外法人のウォレットがハッキング被害、日本でも暗号資産入出庫を一時停止

Cointelegraph

発行済 2021年08月19日 13:45

更新済 2021年08月20日 15:40

QUOINEが運営する仮想通貨取引所Liquidは19日、同社のシンガポール法人であるQUOINE PTEが暗号資産の入出庫管理で利用しているウォレットがハッキング被害を受けたと発表した。これを受け、Liquidではユーザーの暗号資産入出庫を一時停止した。Liquidによれば、ユーザーへの資産の影響は確認されていない。

Liquidの発表によれば、QUOINE PTEが利用している「MPCウォレット」がハッキング被害を受けた。過去の同社のブログ記事によれば、MPCとはマルチ・パーティー・コンピューテーションという技術であり、MPCウォレットでは「セキュリティレベルを妥協することなくコールドストレージへの依存度合を閾値の90%まで軽減」し、「Liquidにおける出金プロセスを劇的に改善」するものだという。

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