前日の米国市場はゴールドマン・サックスの決算内容が嫌気され、金融セクターが下落したことで反落した。本日の日経平均は午前10時39分時点で2万2184円と前日よりわずかに上昇している。ドル/円は111.93となっている。
明日は中国のGDPや鉱工業生産など重要指標が発表されるため、本日はそこまで大きな値動きにならない可能性が高い。下値は相当かたく、崩れることも想定しにくいとはいえ、本日の上値上限はあっても2万2300円あたりだろう。
日米物品貿易協定(TAG)交渉がワシントンで開かれており、注意を払う必要はあるが、本日は為替も動きにくく、結果が出るまで様子見姿勢が強いだろう。
現在は上昇基調が強いとはいえ、米中貿易交渉や米国の四半期決算によっては大きく状況が変わることもありうる。高値圏なだけに何かのニュースや経済指標をきっかけに大きく崩れることもありうることは考慮しておきたい。