タイ輸出、7月は前年比+4.28% 予想に反し5カ月ぶり増加

Reuters

発行済 2019年08月21日 13:56

タイ輸出、7月は前年比+4.28% 予想に反し5カ月ぶり増加

[バンコク 21日 ロイター] - タイ商業省が発表した7月の貿易統計(通関ベース)によると、輸出は前年同月比4.28%増加し、予想に反して5カ月ぶりのプラスとなった。金の輸出が大きく伸びたことが寄与した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は2.3%減、6月は2.15%減だった。

同省当局者によると、7月の中国向け輸出は6.2%増と、9カ月ぶりに増加した。米国向けは9.8%増、日本向けも8.0%増となった。

7月は金輸出が407%の大幅増を記録。金を除いた輸出は0.4%減となった。コンピューターおよび部品の輸出は5.9%減少した。

7月の輸入は前年比1.67%増。エコノミスト予想は5.4%減、6月は9.44%減だった。