英経済、10月は7年ぶり低成長 ブレグジット不安が圧迫

Reuters

発行済 2019年12月10日 23:08

英経済、10月は7年ぶり低成長 ブレグジット不安が圧迫

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国立統計局が発表した10月の国内総生産(GDP)は前年比0.7%増と約7年ぶりの鈍い伸びとなった。欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)期限が近づくなか、製造業や建設業が不振だった。

前月比では変わらずで、エコノミスト予想中央値(0.1%増)を下回った。

7─9月はプラス成長で、離脱前のリセッションは回避した。しかし、その後は再び減速感がでている。12月12日の総選挙結果が不透明なことも企業心理に影響したとみられる。