米耐久財コア受注、11月0.1%増 出荷は減少

Reuters

発行済 2019年12月24日 01:24

米耐久財コア受注、11月0.1%増 出荷は減少

[ワシントン 23日 ロイター] - 米商務省が23日発表した11月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.1%増と、ほとんど伸びなかった。出荷は減少し、設備投資が第4・四半期も国内総生産(GDP)の重しとなる可能性を示唆した。市場予想は0.2%増だった。

コア資本財受注は10月に1.1%増加していた。

11月の前年同月比は0.7%増だった。

国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は前月比0.3%減となった。10月は当初発表の0.8%増から0.7%増へ下方改定された。

全体の耐久財受注は前月比2.0%減だった。10月は0.2%増加していた。耐久財はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指す。

輸送機器は5.9%減。10月は0.1%増だった。11月は自動車・同部品が1.9%増加する一方で、民間航空機が1.8%減少した。