ユーロ圏景況感指数、12月は101.5に上昇 伊・スペインが改善

Reuters

発行済 2020年01月08日 20:12

ユーロ圏景況感指数、12月は101.5に上昇 伊・スペインが改善

[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州委員会が発表した2019年12月のユーロ圏景況感指数は101.5で、前月の101.2から上昇した。サービス部門の景況感が上向く中、イタリアとスペインの楽観姿勢に押し上げられた。

上昇は2カ月連続で、ロイターがまとめたエコノミスト予想平均の101.4を上回った。

指数の改善は域内最大の経済セクターであるサービス部門、および建設部門の景況感が上昇したことが要因。工業部門の景況感は、工場管理者が販売価格上昇を見込んでいるにもかかわらず、小幅に低下。消費者信頼感は、家計が経済状況の悪化を見込む中、大幅に悪化した。