米小売売上高、12月は0.3%増 3カ月連続プラス

Reuters

発行済 2020年01月17日 00:13

米小売売上高、12月は0.3%増 3カ月連続プラス

[ワシントン 16日 ロイター] - 米商務省が16日発表した2019年12月の小売売上高は前月比0.3%増で市場予想と一致した。3カ月連続で増加した。家計は自動車以外おおむね購入を増やしており、19年末時点で米経済が緩やかに成長していたことを示す。

11月の小売売上高は0.3%増と、当初発表の0.2%増から上方改定された。12月の前年同月比は5.8%増だった。

自動車とガソリン、建材、食品サービスを除いたコア指数は前月比0.5%増だった。11月は0.1%減少に下方改定された。コア売上高は国内総生産(GDP)の消費支出に最も大きく連動するとされる。

米小売り大手ターゲット (N:TGT)やコールズ (N:KSS)、JCペニー (N:JCP)、メーシーズ (N:M)は来店客の減少で年末商戦期の売り上げが減っていた。