[パリ 8日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は8日、新型コロナウイルス危機により、主要国の経済活動を示す月次の先行指標が過去最大の落ち込みになったと発表した。ロックダウン(都市封鎖)の解除時期が明らかにならない限り、経済活動の低下にいつ歯止めがかかるのか予見できないという。
発表によると、先行指標はほぼ全ての主要国が「急速な景気減速」に陥ってることを示したという。インドのみ単なる「景気減速」だった。
声明で、先行指標は「ほとんどの主要国で過去最大の落ち込み」になったと指摘。「特にロックダウン措置がいつまで続くのか不明なため、景気減速の終わりを予測することはまだできない」とした。