東証1部企業、20年3月期経常益19.0%減 21日時点=SMBC日興

Reuters

発行済 2020年05月22日 14:46

[東京 22日 ロイター] - SMBC日興証券の集計によると、5月21日までに2020年3月期決算を発表した東証1部企業(金融除く)の通期経常利益は前年比19.0%減となっている。内訳は、製造業が同24.2%減、非製造業が14.1%減。第4・四半期に新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出て全体の足を引っ張った。

第4・四半期(20年1─3月期)の経常利益は前年同期比69.3%減。製造業が同68.6%減、非製造業が同70.1%減といずれも大きく減少した。新型コロナの感染拡大の影響で需要が急減した鉄鋼、原油価格下落が響いた石油・石炭製品、旅客需要が落ち込んだ空運、陸運などの減少が目立った。