中国本土・香港の債券相互取引、制度内容を拡充へ=人民銀副総裁

Reuters

発行済 2020年07月03日 15:01

[香港 3日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・副総裁は3日、中国本土と香港の債券相互取引制度「債券通(ボンドコネクト)」について、手数料を引き下げ、運用時間を拡大するほか、さらなる取引プラットフォームを導入すると表明した。

ちょうど3年前に始まった債券通により、国際的な投資家へのアクセスが向上し、グローバルベンチマークへの中国債券の組み入れを後押しした。アナリストによると、最終的に数十億ドルの資金流入をもたらすとみられている。