ユーロ圏総合PMI、4月改定値は53.8に上昇 サービスも50超え

Reuters

発行済 2021年05月05日 18:19

[ロンドン 5日 ロイター] - IHSマークイットが発表した4月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は53.8で、3月の53.2から上昇した。速報値の53.7からも小幅上方修正された。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「4月調査の結果は、ユーロ圏が第2・四半期に景気2番底から脱却することを示唆する」と述べた。

新型コロナウイルス感染第3波を受け、域内各国で再び行動制限が実施されたが、サービス業の景況は拡大した。企業は原材料コストの上昇に直面している。

サービス部門PMIは50.5で、3月の49.6から上昇し、速報値の50.3を上回った。