米ミシガン大消費者信頼感、5月確報値は低下 物価上昇懸念で

Reuters

発行済 2021年05月29日 01:23

[28日 ロイター] - 米ミシガン大学が28日に発表した5月の消費者信頼感指数(確報値)は82.9と、4月の88.3から低下した。消費者の物価上昇に関する不安が高まっていることを反映した。市場予想と一致した。

速報値の82.8からはほぼ変わらなかった。

ミシガン大学の消費者調査チーフエコノミスト、リチャード・ カーティン氏は声明で「消費者信頼感は前月から低下した5月中旬の水準からほぼ変わらなかった」と述べた。「経済が再び活性化する中で、供給よりも需要の方がすぐに増え、消費者が物価の急上昇を見込んだことは驚きでない」とした。