米BofA、第2四半期は利益3倍増 貸倒引当金22億ドル戻し入れ

Reuters

発行済 2021年07月15日 01:27

更新済 2021年07月15日 01:37

[14日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が14日に発表した第2・四半期決算は、貸倒引当金を22億ドル戻し入れたことで、利益が約3倍増となり、予想を上回った。

BofAは、景気が回復する中、融資需要は増大しているとし、主力の融資事業について好調な見通しを表明。ただ、融資事業による利益は低金利で圧迫されている。

アナリストは、BofAのバランスシート構成内容に基づき、同行が米銀の中で最も金利動向の影響を受けやすいと指摘。実際、第2・四半期の純金利収入(NII)は102億ドルと、6%減少した。